独特なご飯
嫁「こっちどうぞー」(寝言)
嫁「嫁ちゃんの隣に来てください」
俺「なにするの?」
嫁「待ってるの」
嫁「お尻が冷たいね、ずっと座ってると」
嫁「お尻に鉄パイプが敷いてあるから夏でも涼しい」
嫁「こういうバーだって」
嫁「趣味悪いね」
嫁「でも味は極上だっていうから静かに待ってるんだよ」
嫁(びくっ!)
嫁「鴨のぶんぶん焼きってなに?」
嫁「ぶんぶん焼き?聞いたことないけど独特なネーミングセンスだから、それがこの店の味だってさ」
嫁「旦那くんが言ってた」←濡れ衣
俺「え?言ってた?」
嫁「言ってた」←うそつけ!
嫁「とろけるような舌ざわり!」
嫁「確かに言われてみればぶんぶん焼きって感じがするかもしれない」
嫁「ただのご飯だよ?」
嫁「潮風のロッケンロール」
嫁「鴨のぶんぶん焼きと潮風のロッケンロールご飯」
嫁「名前が変だから味が入ってこない」
嫁「奇抜な店だったけど、鴨は美味しかったね」
嫁「またいつかこれたらいいね」
嫁「潮風のロッケンロール......」
嫁「絶対変だよね」
変だよ!笑